写真室

ボートレース宮島では2003年2月よりカラーの電子式判定装置を使用しています。
2013年12月に機器を入れ換えたため、以下の写真は 現在のものとは異なります。
(スリット写真については
こちら


   


カメラ部

レンズが取り付けられている部分です。
これは機器のほんの一部分で、ここから伸びるケーブルの先には、冷蔵庫ぐらいの大きさの本体がカメラ本体につき1つ、合計2台が居座っています。

なお、このレンズは市販されている35mm一眼レフ用です。








カメラ取付位置

現在は写真奥部分の見栄えが悪いため、モノクロカメラ時代の写真です。(^^;

スリットカメラはこのように上下に2台、スリットラインの鉛直線上に設置されてカメラ正面の細長いガラスは平滑度の高いものが使用されているようで、すぐ清掃できるようこの部分だけ開閉できます。

右に見える操作盤は、悪天候時用の投光器(このページの一番下を参照)の操作をするものです。



電子式判定装置 操作盤

露出(アイリス)の調整、写真に写し込むレース番号の設定、スタートタイミング等の測定、プリンタへの印刷、DVD-RAMへの記録などの操作を行います。
大がかりなデジタルカメラと考えて下さい。

左に全く同じものがもう1台あります。



操作盤モニター

この波形は、光の強さを表しており、左の矢印がセンターポール下の白く塗られた部分、右が大時計台座の白く塗られた部分、その間の波形が光の反射が少ない水面の表れたもので、明るすぎたり
暗すぎたりしないよう、露出には常に気を配らなければなりません。




写真室全体

左はプリンタ、真ん中の白い箱は補助的に残していたモノクロスリットカメラ(現在は撤去)の本体で、その奥に高精細ディスプレイや操作盤が設置されています。

右の壁は暗室のものでその暗室の向こうにカメラ部が設置されているわけです。





暗室

スリットカメラが電子式でない頃は、左の黒い部分にカメラが取り付けられており、スタート後にここで現像・プリントが
行われていました。
出来上がった写真を下の階の審判室へ落とすためのパイプも設けられています。

現在は左下欄の大きな本体の置き場になっています。


 


本体

これがカラースリットカメラ1台分の本体で、ご覧の通り巨大です。
左に全く同じものがもう1台あります。

上のパソコンはDVD-RAMへの記録や操作ログ表示用で、下の部品がご本尊です。

 

 


写真室からの眺め

カメラの前に行くわけにはいかないのでスリットラインよりも左方からの撮影です。

これは朝のスタート練習時ですが、大型映像装置にリアルタイムでスタート写真が映し出されます。
リアルタイムで映し出されるため、写真の左半分にはまだ1つ前の写真が見えています。

本番スタートやゴール、スタート展示時は、これとはまた違った表示のされ方となっていますが、モノクロ時代はこのスタート練習時と同じ表示のされ方でした。



水面より見た写真室

このようにスリットラインの鉛直線上にあります。

一番上が写真室、その下が中央審判室です。写真室の向かって左横、曲面ガラスの部分は実況用テレビカメラ室です。

屋上には、スリットカメラ用の投光器が並んでいますが、悪天候時でもカメラ側の操作で問題なく写るため、宮島では使用することはまずありません。
なお、(他場での場合)投光器点灯時には、スリットラインを通過する瞬間、ボートが明るくなるので、スタンドから見ても分かるのではないかと思います。



   

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